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2022-06-21

1/350東京駅丸の内駅舎

神奈川県藤沢市 湘南の時持ち(金はないけど時間はたっぷり) 様

「東京駅丸の内駅舎」が何とか完成しました。ウッディー・ジョーさんが販売する模型の製作は、「日本橋」「清水寺」「錦帯橋(パースモデル)」に次いで4作目で、製作期間はジオラマ風の駅前広場や背景のミラー設置等を含めて約2ヵ月半ほどかかりました。駅舎本体については、部分毎に製作して、最後に組み込むやり方に苦労しました。慎重さと丁寧さに欠けていて、自業自得と反省していますが、最後は切り込み等を入れて無理矢理、力ずくで組み込んだためか若干ゆがんでいる箇所も散見される始末です。また製作途中では、細かい金属製のエッチングをニッパーで切り取る時に、一部の小さな部品が跳ね飛んでしまい、最後まで見つからないでそのままになってしまった部分もありました。かつて、丸の内のオフィス街に20年以上勤務していたため、東京駅の丸の内駅舎には思い出が多いため、駅前広場にジオラマ的な工夫ができないかも色々工夫してみました。JR東日本の「丸の内駅前広場整備計画」を参考にしたり、グーグルマップの上空写真を拡大して道路や色々の構造物の配置を確認したりして、写真のような配置になりました。また、背景については、ステンレスの鏡を下方に貼りつけて、線路側(裏側)からみた駅舎が見えるように、鏡に若干の傾斜をつけるなど試行錯誤を重ねてみました。完成したものをじっくり眺めてみると、出来映えにはまだまだ稚拙な部分も多いのですが、現在の自分としてはこんなものではないかと満足している次第です。

湘南の時持ち様!最終段階で大変ご苦労されたご様子ですね。お話を参考に組立や説明書上で改善できる点がないか検討いたします。エッチングパーツの数も多く模型自体が大作ですが、駅前広場、道路に至るまで、実際の丸の内駅舎の風景を見るようで、とても素晴らしい完成品です。線路側が同時に見られる工夫もいいですね。丸の内で20年以上もお仕事をされた、時持ち様の思いがたっぷり込められた作品ですね。

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